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猫楽吟―賢い猫は歌を詠む
ねこらくぎん かしこいねこはうたをよむ
今、巷で大人気の「猫」を主題とした歌集。
猫たちの本音がわかる五十二首の和歌の連作。
猫や犬の診察をし続けて四十数年、 ベテラン臨床獣医師でもある著者が、
猫目線で悲喜こもごもを詠み上げた初の歌集。
幕末の歌人、橘曙覧が日々の暮らしの中の小さな喜びを詠んだ 『独楽吟』に倣い、
「たのしみは……」で始まり、 「……とき」で終わる五十二首の和歌に込めた、
猫と人の暮らしのおかしみ、切なさ、温かな幸福感。
たのしみは まだ宵ながら起き抜けて
人知れずこそ 魚食うとき
著者 井本猫良
2015年12月25日発行 本体:1,200円+税
四六判並製 96ページ
ISBNコード 978-4-907892-08-1 C0095
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